自由民主党(Liberal Democratic Party)は1955年のいわゆる保守合同によって自由党と民主党が合併したその最初から与党として存在してきた
すなわち生まれながらの与党であり、与党であるために存在しているといっても過言ではなかった
自民党の内部構造は官僚機構とかなり癒着し(いわゆる族議員など)、中国共産党ほどではないが国家機構の一部のような存在であった

にもかかわらず、自民党は1990年代以降、何度か選挙に負けて野党に転落している
与党として作られたくせに野党になってしまうというのは設定からの逸脱でありバグでありクソゲーである

ちなみに野党に転落してから徐々に派閥や族議員の解体が進み、現在の自民党はおおむね普通の巨大政党になっている
いつでも野党をやって大丈夫な状態になったわけだが、それはつまり設立当初のコンセプトの否定であり、シリ不であり、やはりクソゲーである


関連項目：政治の話