真KOTYWiki - 海原雄山
ビッグコミックスピリッツ掲載作品・美味しんぼの登場人物。
外見は黒と白が混ざったオールバックの髪型と袴が特徴的。
15巻あたりから洗脳の脳力に長けており、洗脳を駆使して他者を私利私欲のために使うことが多い他、後付け設定により自分の過ちは妻に心労をかけて殺した件は全て息子に全責任があった事になる。
食のセンスは栗田ゆう子も備えている為、東西新聞社随一の常識人な彼女を洗脳して「雄山すごい」 と言わせた。
そして洗脳を駆使してあらゆる人物をマンセーの道具として利用した。
雁屋哲の過度なマンセーと後付け設定による過剰プッシュやごり押しに絶えない贔屓を受けており、「温厚」「食のセンスに長けている」「山岡の上位互換」「ツンデレ」など、初期の設定からはあり得ない称号が沢山出ている。
洗脳に関してはファンからはそんな設定が無いから無いと言うが、設定や説明文だけを見て描写をガン無視してはいけない。
ガンダムSEEDデスティニーのラクシズは作中ではソレスタルビーイングとは違って 、テロリストと呼ばれず正義扱いされているが、実際は凶悪なテロリストだったのと一緒。

人物像

後期の設定ではとてもいい人に見えるが根はドス黒い外道である。
陰険な性格で愛想よく振る舞うのが得意で温和そうな容姿をしているため、他人を欺くのが得意である。その上、息子は世間知らずで我儘。
出された料理を「美味くて当たり前のもの」として受け止める傾向が強かったり、家族の気持ちは察して当然と考える上に、山岡を露骨に見下して侮辱する為、在りし日の海原家の家庭では浮いていたりギスギスしていたりする。
「明るく面倒見の良い性格で、誰にでも親切で優しい」「そのため年齢性別を問わず、周囲の人々に好かれている」とされているが、連載初期はそのような描写は一切なく、図々しい利己主義者で私欲の為なら平然と料理を床に捨てる、洗脳をするなど、倫理観や自制心が著しく欠けている。シェリアは一応、PS3版の説明書ではそのような嘘説明が変わったのだが、雄山については一切のフォローが無い。
利己的な為、私利私欲でしか動かず、人情より自分の飯が優先の斜に構えた態度を取っている。
更に、基本的に自分は何も料理せず美食倶楽部の料理人任せにして結果だけを求める、そのくせ他人の料理には偉そうに批判するという不遜な態度を取る。
常識や礼節も根本的に欠如しており、旧知の仲だった大原社主であっても無礼な態度を取ってばかりである。
無責任で自分の非を絶対に認めず皿のデザインや客の民度に責任転嫁してばかりで謝罪は絶対にしない。自分の行いを反省したり悔いたりそこから成長した模様だが、そのかわり洗脳によって初期の傍若無人ぶりが無かった事にされる。
作中では「奥さん想い」とされているが実際は、嫁を見下して口うるさくDV行為(これも、周りを洗脳した事で正当化される)
常人であれば山岡じゃなくても「自分の父親ではない」と叫びたくなること請け合い。
いじめや嫌がらせが大好きで他の人物にこれでもかと嫌がらせをしてくる。息子に対しては創作物を壊された恨みもあって強く憎んでおり非常に陰湿ないじめを行う。そういうことも洗脳でうやむやにされたため、山岡はそれ以外のメンバー(まだ青い新入社員含む)による集団いじめを受ける奇妙な事態になっている。
そんな息子は努力と勉強が人一倍嫌いで、仕事をサボって近所で放映中の映画を全部完走するなど社会人にあるまじき経歴があったり、人間性以前のレベルで致命的な欠陥がある。
マズメシ恐怖症(潔癖症)でいかなる理由があっても自分が美味い飯を最優先し、出来損ないの料理を放棄することもある。

15巻で至高のメニューが出た辺りから洗脳をフル活用して山岡から何もかも奪い、事実上美味しんぼの最高存在に君臨した。
山岡は自分の非を絶対に認めず雄山に責任転嫁をしている事にされ、罪滅ぼしや謝罪を求める事はおろか、雄山の行いを責める事すらできない。
美味しんぼては他にも毒の強い性格や自分のことを棚に上げた発言などで不評なキャラや極悪人もいるが、海原雄山はそいつらすらまともに思える酷さを誇る。
そして、そのような性格になった仕方のない理由の説明や報いを受ける、更正や成長をするといった描写もなくただ単に胸糞悪いだけである。
他の作品でも極悪人やひん曲がった性格のキャラは存在するが、その場合は悪人や性格に問題があるキャラとして扱われるのが大半であり、雄山の場合はあたかも「美食センスに長けた人格者」と言わんばかりの扱いの為、狂気的で見ていて腸が煮えくり返る思いしかしない。
後期の美味しんぼしか知らないファンはよく人間臭い、普通の美食家と言ってあたかも「雄山が普通、山岡がクズ」であるように語るが、山岡は料理にケチ付けつつも後で最適解を出してくれるし、初期の雄山みたいな行為は嫌っている。
雄山が聖人君子じゃない、後付け設定が異常なのである。

そして洗脳のおかげで人間的に評価されるべき部分が1つもないのに関わらず作中人物からの評価は不自然に高い。事あるごとに様々な登場人物から「山岡は謝るべき」「さすが」「雄山のおかげで〜」と持ち上げられるシーンが多い。見合った行動ならともかく、些細な事や明らかな問題行動でも褒めちぎられる、そればかりか何もしてなくても周りは勝手に褒めてくれる為あまりの不自然さに違和感が強く残り倫理的なおかしさに苛立つ事が多い。

特に酷いとされるカレー対決の回では露出が多いだけにとどまらず、物語上での役割も酷い。
雄山の行動は対決後にカレー屋にスパイスを提供しただけで、親身になって勉強に付き合ってくれた山岡一行に比べると物語上では脇役でしかない。
にも関わらず山岡達は雄山の行為を賞賛して敗北を認めた挙句、カレー屋は打ち上げパーティに来た山岡たちを追い返す恩知らずぶりを見せるなど、雄山への賞賛劇でプレイヤーの興を削ぎ茶に下痢を入れている。
カレー屋は作中冒頭で「スパイスは自分で作っている」と語っているにも関わらず、作品中盤あたりから無かった事にされており、矛盾をフォローするような描写もない。
雄山を無理に絡ませた故に、設定に矛盾が生じたり、引き分けになったのに「本当の敗者はわかっているはずだ!」と負け惜しみを正当化されたり、等々悪影響ばかり見受けられ、物語の軸を乱す最大の要因になっている。
連載初期では海原雄山は鼻をくじかれる傲慢キャラで、立ち位置がほぼ完成した状態で海原雄山を急遽人格者キャラに決めたことで設定や描写が歪になった。
ちょっと出れば雄山贔屓、山岡がdisると総叩きに遭うという香ばしい有様なので最序盤で和解すべきだった。

サイコパス

全ての元凶である雁屋哲氏にはpixivの記事に書いてあるサイコパスの特徴である
・良心が無く、善悪を知識としてしか理解できない。(5年目のパスタという問題回を執筆)
・倫理面・道徳面が壊滅的で、他人を傷つける行為に疑問を抱かない。(ウィンドウズを始めあらゆる製品に流れ弾を飛ばす)
・うぬぼれが非常に強く、自分を特別な人間だと思い込み、他人を見下している(ハチミツの件で謝罪した際「今までは完全勝利だった」とか発言)
・責任感の欠如(上記のような雄山関連の設定変更)
・口先が異様に達者だが、すぐにバレる嘘を度々つく。(福島に行ったら鼻血が出たと主張)
・他人を支配しコントロールすることに異常な執念を燃やす。(作品を、自己主張を宣伝する道具にする)
・魅力的な人物に見える(人気者、カリスマ性がある)(ボロクソ書いてきたけど、何だかんだ言って全盛期の美味しんぼは面白い。先生、いろいろdisってごめん)
・衝動を非常に制御しづらい。
の部分に当てはまっている。
そしてその中でも寄生型と支配型に当てはまっている。
つまり雁夜先生はサイコパスで寄生型と支配型の複合型なのである。

寄生型と支配型とは

余談

この記事は、スマブラ君のシェリア評を基に執筆した。
よって、「シェリアが最悪のヒロイン」と言う主張が成立するなら、この記事の主張も成立する。Q.E.D.