毎週のように現れる怪獣や宇宙人を自らの命を賭して倒してくれる正義の味方。と言えば聞こえはいいが、3分間の活動限界ギリギリまで怪獣とプロレスごっこを繰り広げるせいで森は焼け街は吹き飛び、ビルは盾や武器にされる始末である。さっさと必殺光線を撃って終わらせてほしいものである。
新シリーズが始まる度に能力や演出や数値がインフレしているが、近年は諸先輩方の力をお借りしないと変身すらできない、二対一で戦いを挑んでいるのに苦戦するなど段々と情けなくなっている。恒例だった防衛チームも予算削減のせいか最近では働いている姿すら見受けられない。
追記
忘れられがちだが初代マンは犯罪者を追いかけまわしてる途中で事故って殺したハヤタに寄生して延命し、怪獣や宇宙人と戦う運命を背負わせた。
最終回でゾフィーが命を二つ持ってきたおかげでマンもハヤタも蘇ったが、ハヤタにはウルトラマンと一体化していた時の記憶は抜け落ちているらしい。ようするに隊ぐるみでの隠蔽工作である。
光の国の住民は基本は善良だと言われているのにこのザマでは、ベリアルのように悪の道に堕ちたウルトラマンが生まれてしまうのも必然と言えるかもしれない。