あつ森大賞かな

2018年12月8日に、任天堂より発売されたゲームソフト。略称は『スマブラSP』。
対応ハードはNintendo Switch。
ジャンルは対戦アクションゲーム。

発売当初より、真KOTYスレはもちろん、旧KOTYの一部でも「クソゲーではないか」との意見は挙がっており、真KOTYでは「名前が出たから大賞」というスレの方針に則って、2019年度大賞が授与された。
しかし無駄に多いボリュームのせいで、具体的にどこがクソゲーなのか説明出来る検証者は中々現れなかった。

が、発売から2か月が経過した頃、
「クソゲーはBGMだけは良質」
 ↓
「スマブラSPは古今東西のゲーム作品を出典とする800以上のBGMが収録されており、しかも原曲は勿論のこと新規曲やアレンジ曲もゲーム業界の名だたる作曲家が手がけた良曲揃いである」
 ↓
「よってスマブラSPはクソゲーである」
という極めて無理のない論理的な三段論法が確立されたことにより、晴れてクソゲーとして認められるに至った。
これを皮切りとして、スマブラSPのクソ要素を解明すべく、多数の検証者が挑戦。少しずつ、その全貌が明らかになり始める。

参考までに、現在判明しているクソ要素は次の通りである。
  • プレイアブル参戦したキャラクターの数が、モデル替えやコンパチを除いても軽く50体以上いるため、全てのキャラを使いこなそうとすると、いくら時間があっても足りない。
    • 「ダッシュファイター」と呼ばれるコンパチキャラ達も、公式でコンパチだとアナウンスされているにも関わらず、実態は各種性能が微妙に変えてあり事実上別キャラという小賢しさ。
  • ステージも103種類と膨大な数にのぼり、加えてそれぞれ異なるギミックを豊富に搭載しているため、やはり全て遊びつくすのには多大な時間がかかってしまう。
  • そのくせボタン一つで「戦場」「終点」といった代り映えのしない殺風景なステージに変化させられるという、純粋な腕前を競いたいガチ勢に媚びるような機能まである。
  • 収集要素として、様々なキャラクターのアートワークを集める「スピリット」という要素を実装したが、種類が1300以上とアホみたいに多い。
    • その面子も、有名な作品のキャラだけならともかく、大昔のマニアックなソフトからも大量に出典しているという、レトロゲームに詳しくないキッズ層に真っ向から喧嘩を売る仕様。
    • よしんば全てのスピリットを集めたとしても、多くのスピリットには育成・進化といったやり込み要素まであるため、これまた時間を奪われてしまう。
    • スピリットを入手するためにはバトルに勝利する必要があるが、そのバトルの内容もスピリットに合わせたキャラクターの選出やギミックなどの工夫が凝らされており、ライトユーザーにとってはゴリ押しが効かないわ元ネタが気になるわでやきもきさせられる。
    • 入手したスピリットは装備アイテムとしても使用できるが、どれもこれも個性的なスキルを搭載しているせいで、どれを装備するか迷ってしまう。そのくせ、ボタンひとつで相手キャラやステージに合わせたスキルを選んでくれるという、自分でスキルを選びたいヘビーゲーマーを舐め腐った仕様まである。
  • NPCとして登場するキャラクターがやたらと強く、ある程度慣れたプレイヤーですら連敗することも珍しくないムズゲーであり、「勝つまでやらなきゃ」という強迫観念を植えつけられる。

以上のクソ要素により、検証にあたったプレイヤーたちは悉く貴重な時間を奪われ、延々とスマブラSPをプレイし続ける亡者と化してしまった。
その強大さは「怪物」「年末の魔物」と呼ぶに相応しいキラータイトルっぷりであり、大賞に選ばれたのも納得のクソゲーである。

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