嘘と証明できないから事実

 藤浪晋太郎は、阪神タイガース所属の投手。
 小学生の時点で180cm、中学生の時点で194cmだったという長身から繰り出される速球を武器とし、野球の名門校である大阪桐蔭高校へ進学、数々の個人記録とともに甲子園春夏連覇を達成するなど大活躍し、「浪速のダルビッシュ」と呼ばれていた。
 4球団から1位指名を受けるなど鳴り物入りで阪神タイガース入りし、高卒新人で月間MVPに輝くなど華々しい活躍をとげるなど、期待の大型新人投手「であった」。
 では何故真KOTY大賞とまでなってしまったのか…。

 それは制球難である。
 それも、世の中のピッチャーにもよくある「コントロールが悪い」という程度ではなく、頻繁に右打者の頭に当たりそう、ないし当たる球を投げてしまう。
 プロ野球で用いられる硬球は、実際あの大きさや、打ったり投げたりする時の飛び方からイメージされるより重く、また名前の通り硬い。当然あんなのを高速道路で走る車より速い速度でぶつけられれば、鳩の羽根は飛び散るし、手や足なら骨は折れるし、頭に当たれば死ぬ。
 それをあまりにも高頻度で投げてしまうため、たびたび乱闘の引き金となり、それを恐れるあまり右打者が苦手になり強く投げられず打たれ、ストライクが投げられずに四球…という、テンプレのような転げ落ち方をしていった。
 もちろん藤浪も黙っていただけではなく、様々な方法で克服しようとしたものの、2019年2月現在全く改善がみられていない。

 この問題の影響は大きく、例えば藤浪が投げる日は相手チームは右打者を使えない(頭に当てられてはたまらない)といった、野球とは全く関係ない部分で編成縛りを強要されるなどといった形で表れている。それでも打たれる。
 選手の命を人質にするのはいかがなものか、という声もあがっている。

 当然ながらそんな投手は真KOTY大賞である。
 個人的には克服してほしいが、克服するまで人間相手には投げないでほしいとも思うのだが…。

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